コスト効率

先進国で最も活用されている建築システム

異なる建築材や建築システムを使った構造物の建設コストを比較することは、様々な要素を考慮する必要があることから容易ではありません。例えば異なる建築材を比較するにしても、需要供給バランスの違いや為替変動によってコストが異なってしまいます。また、各国が置かれている状況も大きく異なります。そしてそれぞれの建築材を使った建築システムも多種多様です。木材を使った建築システムに関しても伝統的な木造構法から最新の技術を取り入れたシステムや、ハイブリッド構法など様々です。建築を行う効率性についても各国の建築基準や法律の違い、経済発展の度合い、知識やスキルの程度の差、あらかじめ建築材をどれほど加工できるか、建設企業の建設プロセスの計画立案・運営能力や経験による違いなどによって異なってきます。

ここで注目すべきは先進国の居住用構造物の建設において、木材建築システムが70%を占めるということです。他の建築システムよりも活用されることが多い理由の一つとしてコスト効率が挙げられます。他のシステムに比べ短期間で建設でき、廃棄物排出量も少ないからです。