LCAケーススタディ

木材対スチール材、木材対コンクリート材:アメリカの一戸建て住宅に関する研究

カナダの研究機関アテネインスティテュートは木材とスチール・コンクリート材の環境への影響を比較するため、アメリカのミネソタとアトランタにある一戸建て住宅を研究対象にしました。スチール材、コンクリート材に比べ木材は、大気・水質汚染や廃棄物排出量など様々な面で、環境への影響が小さいことが判明しました。

木造住宅とスチール材を使った住宅の環境への影響の比較
木造住宅とコンクリート材を使った住宅の環境への影響の比較
木材・スチール材・コンクリート材を使った構造物の建設・使用など
各段階におけるエネルギー消費量

木造構造物と他の構造物のエネルギー使用と環境への影響に関する探索的研究

ある研究で木造・スチール・コンクリート構造物の環境への影響の比較が行われ、同じ設置面積(223m2)と延床面積(607.8m2)の住宅が比較に使われました。データを簡略化するため、各住宅の6つの主要建築材(セメント・スチール・木材・ガラス・OSB・木質複合軸材料)に絞って環境への影響の測定が行なわれました。

図表を見れば分かるとおり、木造構造物が最も環境への影響が小さく、最も資源を使わないことが明らかです(木材については資源を使っていますが、再利用できます)。

生態系へのダメージ量と資源の消費量